ラテックスで人形作りの備忘録(2)

4.骨組み
骨組みは、アルミ線や針金を使います。アルミ線は盆栽用に3mm太の物が、便利です。
30cm程度の人型をイメージしてより合わせ、ガーゼや手拭いを細切りにした物を巻き付けて、Gボンドで固定します。さらにスポンジ等で適当な太さまで肉付けします。

5.張り合わせ
肉付けした骨組みに、Gボンドを使用して、ラテックスで作ったゴム皮を着せ付けて張り合わせます。Gボンドはベタつくので、接着面からよくはみ出しますが、後からラッカーシンナーである程度、拭き取れます。接着面が乾いたら、ツギ目隠しに、ラテックスを盛り付けたりします。目や爪や牙などは、適宜、エポキシパテ等で別パーツを作成して、Gボンドでゴム皮に接着します。

6.塗装
塗装は、ゴム皮の表面の伸縮性に合わせて、伸びるようには出来ません。強いて言えば、ウェットスーツ用の塗料などが使用できますが、色数が少なくて高価ですので、リキテックスを使用します。リキテックスを水や溶剤で希釈せずに、液体ラテックスで希釈して筆塗りしてゆきます。怪獣ですから汚し塗装でエッジを引き立たせます。茶系のリキテックスを水でサラサラに希釈して全体的にウォッシングしてやります。

完成

≪3へ続く≫

 

投稿者: nitiyodaiku

千葉県在住のおじさんです。 ヒマなときは、ボケ防止のために、 なるべくハンドメイドにいそしんでいます。

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