ラテックスの怪獣模型の作業行程 (1) 粘土原型

それでは、「ラテックスで人形作りの備忘録」に従って、実際の作業工程を記録して見ます。

今回は、ウルトラ怪獣のガボラを作っていきます。
ガボラ

だいたい30cm位の人間の骨格が埋まっていると思って、インダストリアルクレイか、油土で彫塑します。
なんで30cmかというと、以前 読んで参考にした雑誌の記事に、1尺の大きさで、ラテックスの怪獣ミニチュアを作成している物があったからです。
ただ、怪獣のぬいぐるみ役者は、背が高い人もいれば、低い人もいたでしょうし、デザイン自体も大きめのエレキングがいたり、小さめのピグモンがいたりですから、そんなに厳密にしなくてもいいと思います。

アルミホイルで芯をつくり、粘土をかぶせていきます。
アルミホイル芯

粘土を盛ったり削ったりしての繰り返しです。
油土の盛り

つまようじで、細かい模様をつけていきます。ガボラは体表がデコボコしているので、アボガドなどで表面にパターンをつけていきます。

最後にラッカーシンナー等で表面を少々なすってやると、表面が綺麗になります。
芯3
ラッカーシンナー

≪続く≫
芯5

投稿者: nitiyodaiku

千葉県在住のおじさんです。 ヒマなときは、ボケ防止のために、 なるべくハンドメイドにいそしんでいます。

「ラテックスの怪獣模型の作業行程 (1) 粘土原型」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしい作品をいつもありがとうございます。
    ラテックスで怪獣模型をつくるのをやってみたいです。
    ラテックスでできた怪獣の保存性や耐久性についてを記事にしていただけたら嬉しいです!

  2. ryu様
    コメントを頂き、あがとうございます。
    ラテックスは、本当に保存性はよろしくないですよね!
    以前は、市川ゴムの怪獣用ラテックスが売っていたので、長持ちしましたが・・・

    今は、通販で手に入る「株式会社レヂテックス」社の「天然ラテックスULACOL」を使っておりますが、柔らかくて使いやすいのですが、劣化が早いです。
    レジテックス社にも怪獣用ラテックス「造形ラテックスS-500」という商品が有り(わずかに高価)耐久性が有るのですが、少し硬めの印象です。
    せっかくだから、次回は、怪獣用ラテックスで作ってみますね。

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