粘土で作った原型を、石膏で型取りします。
胴体、頭、手足、尾 等に原型を分割して、パーティングラインを決めます。
水粘土で、パーティングラインに沿って、土手を作ります。
土手は、水を含ませた筆で、表面を少し溶かすような感覚で、滑らかに仕上げます。
原型の表面にあたる部分は、樹脂入り石膏はじくようにして、細かいモールドに入っていくようにします。
表面を1cm位、厚みを持たせます。
さらに普通の焼き石膏で、2cm程度 盛り上げます。焼き石膏の部分は、強度をつけるために、麻や、ガーゼの切れ端を混入します。
片面を型取りしたら、水粘土の土手をつけ直して、パーティングラインに当たる石膏面に、カリ石鹸を塗ります。
石膏で型取りして、充分に石膏が固まったら、パーティングラインで分解し、原型であった油土を剥がします。
石膏型にラテックス注入用の湯口を、カッター等で掘ります。
その後充分に乾燥するようにオーブンで、数分、加熱します。