映画「ウォークラフト」見て来ました!
ゲームが原作との事ですが、剣と魔法と怪物の物語ですので、特に原作に親しんでなくとも、十分に楽しめました。
あらすじは、”アゼロス”と呼ばれる、人間やエルフやドワーフ等の、異種族が共存している世界に、”ドラエナー”という別の世界から、オークの先兵が攻めてくるというお話です。
オーク達は意外と、文化的な集団で、戦いや名誉を重んじているようで、見た目は、鬼のようですが、インディアンや、武士道を彷彿とさせます。
話しぶりからすると、狩りなどをして、平和に暮らしていた所、指導者となった、”グルダン”というオークが、”フェル”という魔法を使い、世界を荒廃させてしまったとの事です。
フェル魔法は、生き物から生命力を奪い取り、自分の好きなように、力を発現させることが出来るようです。
搾取しすぎたんですかね? このままでは、住んでいた世界ごと滅亡すると思った、オークたちは、グルダンの魔法で、異世界のアゼロスを侵略しようとします。
かたや、人間側のアゼロスでは、異種族間の足並みはそろっていないようで、人間の国王軍がオークを迎撃しています。
しかし、単体ではオークの戦闘力はかなり、人間を上回っているので、要人たちはどんどん、倒されていきます。
その頃、オークの中の ”デュロタン”というリーダー格の男は、グルダンの魔法を好きに使わせておくと、この新世界も滅んでしまうと思い、クーデターを起こします。
また、人間側にも、”グルダン” 以上に強力な魔法使いが数人いるようです。
その助けを借りて、戦いを有利に進めることも多々あります。
ストーリーとしては、侵略戦争の発端となる部分を描いて、決戦がないまま終わりますが、十分にドラマの部分も盛り上がる展開になっていて、満足できます。
CGで描かれているキャラが多いですが、細かく描写されていてきれいです。
オークですら、イケメンに見えます。
もう少し、オークの重さが表現できると良いのになと思います。
ドゥームハンマーとか・・・
もう公開終了している館が多いので、ヒットはしていないのでしょう・・・
続編も楽しみにしていますので、頑張ってほしいところです。
「ウォークラフト」は、Blizzard Entertainment社が、発売した全世界規模のネットゲーム。
直訳すると、「ウォークラフト」は「戦術」でした。